10月13日付けNTTドコモ公式サイトの地域からのお知らせ(東海)によると、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とNTTドコモは、岡崎市中心部(乙川リバーフロントエリア)において、岡崎市の提案事業が採択を受けた国交省「令和5年度共創モデル実証プロジェクト(共創による地域交通形成支援事業)」に参画し、「ウォーカブルなまちづくり」をテーマに公共交通の利用促進に向けた実証実験を2023年10月14日(土曜)から行う。
岡崎市では、大河ドラマ館の開館に伴い市への来訪者が増加し、従来から課題であった交通渋滞がさらに激化しています。今回の実証では、「まちなか周遊の促進」を目的に、公共交通手段へのワンストップアクセスを想定したMaaSを構築する。
また、自動運転バスの実証運行を活用し、パークアンドライドの促進に向けた実証を行う。
■本実証のイメージ
■実施日程
MaaS:2023年10月14日(土曜)から2024年1月8日(月曜)まで
自動運転バス:2023年10月27日(金曜)から11月5日(日曜)まで
※ 天候等の条件により、内容が変更となる場合がある。
■実施場所
MaaS:岡崎市中心部(乙川リバーフロントエリア)を対象としたサービスを構築
自動運転バス:岡崎市役所から図書館交流プラザりぶらを結ぶルートで運行
■実証の特長
特長①:公共交通手段へのワンストップアクセスを想定したMaaSの構築
岡崎市中心部(乙川リバーフロントエリア)を対象としたマイクロMaaSを構築し、Webサイトとして公開。
MaaS上では、複数の交通手段の検索および予約が可能となる。
また、商業施設等への誘因施策として、MaaS上で店舗・来訪スポットのクーポン配信を行う。
特長②:パークアンドライド促進
自家用車で岡崎市中心部(乙川リバーフロントエリア)を訪れる人がパークアンドライドするための選択肢となることを想定し、自動運転バスの実証運行を行う。
実証期間は岡崎市中心部(乙川リバーフロントエリア)でのイベントが開催される時期に合わせて設定し、走行ルートは、岡崎市役所と図書館交流プラザりぶらを結ぶルートとなる。
市営駐車場が設置されている岡崎市役所・籠田公園には臨時停留所を設置し、マイカーでの来訪者がパークアンドライドを利用できる環境を提供する。
なお、駐車料金は利用者負担となる。
特長③:事業効果を高めるための人流分析
モバイル空間統計データを活用し、岡崎市への来訪者の属性を分析する。
分析した属性情報に基づき、来訪者に向けて本事業を周知するための情報配信ターゲットを設定する。
また、AIカメラを活用して市営駐車場における駐車車両のナンバープレート読み取りを行い、個人情報に配慮しながら、実際の来訪者の居住地推定を併せて実施する。
■今後の展開
NTT Comとドコモは、岡崎市と協力し、本実証の結果を分析し、関係者とともに「ウォーカブルなまちづくり」に貢献する。
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/notice/tokai/page/231013_00.html
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/notice/tokai/page/231013_00.html