本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、ドコモは、「ドコモメール」のフィッシング詐欺メール対策を目的に、ドコモおよび申込み企業・団体の公式アカウントから送信されたメールであることを明示する新機能「ドコモメール公式アカウント」を、2021年5月中旬以降(予定)に提供することを発表している。

送信ドメイン認証 SPF(Sender Policy Framework)とよばれる技術を用いて、特定のドメインからのメール送信であると宣言されているサーバから送信されたものか判定する。

フィッシング詐欺メールは、実在する企業やサービスを装って、口座情報やアカウント情報などの個人情報を盗み出そうとするメールのことで、大きな社会問題となっている。

公式アカウントから送られたメールに対して、「ドコモメール」アプリまたは「ドコモメール」(ブラウザ版)上で公式アカウントのマークが表示されるので、より安全・安心な環境でメールを確認できるようになる。

■公式アカウントマーク
ドコモメール公式アカウントマーク

公式アカウントを装って送信されたメールを受信した場合は、マークが表示されないため、送信元の判別が容易になる。

本機能を提供開始当初から導入することが決定している企業は以下となり、順次拡大予定。

<導入が決定している企業>
SMBCグループ、佐川急便、日本郵政グループ、三菱UFJ銀行、LINE、楽天【2021年3月22日時点、50音順】

なお、利用料金は、導入企業・団体および「ドコモメール」を利用のユーザーともに無料。
※ 「ドコモメール」の利用には「spモード」の契約(有料)が必要で、メール送受信などのメールサービスを利用の際の通信料はユーザーの負担となる。


参照URL https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2021/03/22_02.html