本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、ドコモの「FOMA」、「Xi」、5Gの電話番号もしくは他事業者の電話番号を介して、文字メッセージを送受信できる「ショートメッセージサービス(SMS)」において、企業が個人からのSMS受信が可能となるサービス「SMSセンターアップ」を、2021年3月18日(木曜)から提供開始することを発表している。
企業から個人へのSMS送信サービスは、「SMSセンタープッシュ」として既に提供しているが、企業が個人からのSMSを受信することはできず、例えば個人の各種手続きには、対面、電話、特定のアプリ等でのやり取りが必要だった。
今回、企業が個人からのSMS受信が可能となる本サービスが加わることで、双方向のやり取りが可能になる。
それにより、企業側ではオペレーションの効率向上が図られ、個人側では、各種手続きや問い合わせをSMS上でワンストップで行えるようになる等、手続きの簡略化が期待される。
具体的な利用シーンとしては、メーカーへの修理依頼、郵便物や荷物の再配達申し込み等を想定している。
今後は「SMSセンタープッシュ」と「SMSセンターアップ」の両サービスを合わせて「SMSセンターサービス」として展開していく。
■利用料金
①導入企業
<初期導入費用>
・契約事務手数料:2,200円
・工事費:110,000円
・ショートコード発行手数料:5,500円
<月額費用>
・接続装置基本料
専用線・広域イーサ:17,600円/アクセス回線
インターネットVPN:45,100円/アクセス回線
・SMSセンターアップ使用料:33,000円
・SMS受信料:3.3円/通
※ 工事費や接続装置基本料は「SMSセンタープッシュ」をご契約中の場合、免除となる場合がある。
②個人
無料
※ 国際ローミング中の場合は、SMS送信ごとに、SMS利用料100円/通(各国際サービスの通信料には消費税相当額は加算されない)が発生する。