著者の染谷昌利氏は「ブログで飯を食う」ことを実現し、ブログで得た収益で妻子(とネコ)と暮らしている人である。
また、その経験や知識を元に、コンサルタントやセミナー講師としても働いている。
ブログで独立するまではサラリーマン生活を送っていたそうだ。
染谷氏のブレイクしたブログと言えば「Xperia非公式マニュアル」である。
2010年はAndroidのスマートフォンが出たての頃で、世間は思っている以上にスマホの情報を必要としていると驚いたという。
本書で紹介されているブログで飯を食う種として、アフィリエイトとアドセンスが挙げられている。
実際にブログをやっている人にとっては実践している人も多いだろう。
客は自分が納得するところで買い、商品は自腹を切るからこそ価値ある文章になり、信用されるということはまず頭に入れておきたい。
ブログの初期・基本編として、ブログを書くときは第三者の読者を意識し、最初は続けることが大事で継続は必ず力になることを力説している。
ブログの運用編として、1日は誰しもが24時間なので時間捻出術を身につけること。
ネタに困ったら見方を変えて、そのことが大きな可能性を秘めているという。
ブログの応用編として、人とは違う自分のマニアックさを出し、それは文章以外の方法もアリだというのは工夫のしがいがある。
根底にある考え方を鍛え、大事なのはセンスではなく努力であるといい、自分で考える力を鍛えなければと思った。
最後に本書でも触れられていたが、変化に対応することが大事なのはブログを運営しているとよくわかる。
また、自分の経験や知識は誰かが必要としてくれていると信じて、今後もブログを続けていきたいと思った。
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