著者の菅家伸さんはネット上では「かん吉」というハンドルネームで有名な存在で、「わかったブログ」を運営している。
かん吉さんの出版の話は、8月下旬に沼津で開催された静岡ライフハック研究会で知り、どんな本が出来上がるのか楽しみにしていた。
本書はウェブマーケターとしても業界に長く携わっているかん吉さんが自身の経験に基づいた人気ブロガー養成講座になる。
8つのPartに分かれ、図や実際の画面キャプチャーを用いながらわかりやすく解説してある。
以下、とくに気になった12の言葉について言及していく。
ブログが人生の母艦になる
・人生は少し大袈裟な感じはするが、コツコツと記事をポストしていくことにより、行動の記録や経験や考えは後ほど活きてくるだろうし、何らかの財産になっていると思う。
ブログは履歴書にもなる
・確かにブログは自分の成果物のアピールになるだろうし、それでいろんな仕事に派生していった人もいるのだから。
人気ブログは「ファン」が作る
・「リピーターこそが人気ブログの指標であるという定義」と書かれており、ブログを運営していて感じるのは、リピーターの獲得が一番難しい。
・Twitterのフォロワーは順調に増えているが、私の場合はあくまでコミュニケーションツールやキュレーションの場と考えており、イコールブログの読者ではない。
・エッジの効いた記事を書けることが人気を左右するのは疑う余地もないし、出せるかどうかは個々の性格によるところも大きい。
炎上マーケティングはお勧めしない
・同意である。信用を失くすし、意図的に炎上を狙う方法を多用している人はやめられなくなっているのだろう。
・本書では、「特定の人やグループを攻撃するような記事をポストして」とあるが、私は特定の職業や地域を攻撃する間接的で巧妙な手口が増えている気がする。
差別化は、ブログのコンセプトを作る上で大切な考え方
・埋もれてしまわないようにするには、私の場合ガジェット系でもドコモというキャリアに絞って書いている。
「自分に関係がありそう」と思ってもらえるタイトルをつける
・記事タイトルで、他人事と思われてスルーされてしまうのか、自分ごとと捉えてもらい読んでもらえるのかは大事な起点である。
・検索エンジンを意識し過ぎて、人に向けているのかを思い返すと、ハッとさせられた人も多いのではないだろうか。
基本はアップで撮影
・ブログにアップする写真の撮り方について本書では、「余計なものを排除することで、主題がはっきりします。なるべく被写体に近づいて撮りましょう。」とあり、確かにごちゃごちゃ余計なものが入っているより、綺麗で見やすいし、主役が引き立つのもわかる。
マイナス評価を正直に書こう
・レビュー記事で、良い所しか書いてないと逆に不思議に思うし、1つくらい不満な点はあるはずなので、正直に書くということはその人の誠実さも見えるし納得である。
読者が喜ぶ記事を書く
・ブログもお店と同じでサービス精神、おもてなしの精神が大切なのはわかる。
・読者を楽しませたり、役立つ情報を提供するなど、それが結局リピーターにつながるわけで、個人的には課題の部分。
ブログとソーシャルメディアは補完関係にある
・ブログがソーシャルメディアを通して記事を広められるようになり、うまく拡散されれば、その力は凄いことになるため、様々な工夫も必要。
他ブログの記事を紹介する
・本書では、「『良いものは良い』と素直に言えると、ブログだけでなく他人とのコミュニケーションが円滑に動きます。」とあり、確かにその通りだと思う。
イベントに参加する
・ブログが軌道に乗ってきたら、ブロガー関連のイベントに参加してみるというのは私も賛成で、会って話すことにより勉強になることも多く、気が合いそうな人も見つかるので楽しい。
・名刺を作って持っていくのは、自分のブログを知ってもらうのもそうだし、イベント後にもつながりを持ってもらうには必要不可欠と言える。
■ 感想まとめ
本書はボリュームがあるので、これからブログを始める人にはこんなにもやらなければいけないことが多いのかと思うかもしれないけど、これでも枠の中に上手く収めたほうだろう。
それだけブログは奥が深い。
とくに初心者は本書にもあるように、打席に多く立ち、定期更新に努めることが大事である。
そして、アフィリエイトをやる段階になれば、テキストリンクは、コンテンツの中に溶け込むので、クリックされやすいと経験してみてわかってくるはずだ。
終わりにで、「書籍の出版は、私の夢でした。」とあり、かん吉さんの念願が叶い何だか私もうれしかった。
かん吉さんのデビュー作「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」は、ブログの参考書として、いつでも読み返したくなる良書だった。
Amazon
かん吉さんの出版の話は、8月下旬に沼津で開催された静岡ライフハック研究会で知り、どんな本が出来上がるのか楽しみにしていた。
本書はウェブマーケターとしても業界に長く携わっているかん吉さんが自身の経験に基づいた人気ブロガー養成講座になる。
8つのPartに分かれ、図や実際の画面キャプチャーを用いながらわかりやすく解説してある。
以下、とくに気になった12の言葉について言及していく。
ブログが人生の母艦になる
・人生は少し大袈裟な感じはするが、コツコツと記事をポストしていくことにより、行動の記録や経験や考えは後ほど活きてくるだろうし、何らかの財産になっていると思う。
ブログは履歴書にもなる
・確かにブログは自分の成果物のアピールになるだろうし、それでいろんな仕事に派生していった人もいるのだから。
人気ブログは「ファン」が作る
・「リピーターこそが人気ブログの指標であるという定義」と書かれており、ブログを運営していて感じるのは、リピーターの獲得が一番難しい。
・Twitterのフォロワーは順調に増えているが、私の場合はあくまでコミュニケーションツールやキュレーションの場と考えており、イコールブログの読者ではない。
・エッジの効いた記事を書けることが人気を左右するのは疑う余地もないし、出せるかどうかは個々の性格によるところも大きい。
炎上マーケティングはお勧めしない
・同意である。信用を失くすし、意図的に炎上を狙う方法を多用している人はやめられなくなっているのだろう。
・本書では、「特定の人やグループを攻撃するような記事をポストして」とあるが、私は特定の職業や地域を攻撃する間接的で巧妙な手口が増えている気がする。
差別化は、ブログのコンセプトを作る上で大切な考え方
・埋もれてしまわないようにするには、私の場合ガジェット系でもドコモというキャリアに絞って書いている。
「自分に関係がありそう」と思ってもらえるタイトルをつける
・記事タイトルで、他人事と思われてスルーされてしまうのか、自分ごとと捉えてもらい読んでもらえるのかは大事な起点である。
・検索エンジンを意識し過ぎて、人に向けているのかを思い返すと、ハッとさせられた人も多いのではないだろうか。
基本はアップで撮影
・ブログにアップする写真の撮り方について本書では、「余計なものを排除することで、主題がはっきりします。なるべく被写体に近づいて撮りましょう。」とあり、確かにごちゃごちゃ余計なものが入っているより、綺麗で見やすいし、主役が引き立つのもわかる。
マイナス評価を正直に書こう
・レビュー記事で、良い所しか書いてないと逆に不思議に思うし、1つくらい不満な点はあるはずなので、正直に書くということはその人の誠実さも見えるし納得である。
読者が喜ぶ記事を書く
・ブログもお店と同じでサービス精神、おもてなしの精神が大切なのはわかる。
・読者を楽しませたり、役立つ情報を提供するなど、それが結局リピーターにつながるわけで、個人的には課題の部分。
ブログとソーシャルメディアは補完関係にある
・ブログがソーシャルメディアを通して記事を広められるようになり、うまく拡散されれば、その力は凄いことになるため、様々な工夫も必要。
他ブログの記事を紹介する
・本書では、「『良いものは良い』と素直に言えると、ブログだけでなく他人とのコミュニケーションが円滑に動きます。」とあり、確かにその通りだと思う。
イベントに参加する
・ブログが軌道に乗ってきたら、ブロガー関連のイベントに参加してみるというのは私も賛成で、会って話すことにより勉強になることも多く、気が合いそうな人も見つかるので楽しい。
・名刺を作って持っていくのは、自分のブログを知ってもらうのもそうだし、イベント後にもつながりを持ってもらうには必要不可欠と言える。
■ 感想まとめ
本書はボリュームがあるので、これからブログを始める人にはこんなにもやらなければいけないことが多いのかと思うかもしれないけど、これでも枠の中に上手く収めたほうだろう。
それだけブログは奥が深い。
とくに初心者は本書にもあるように、打席に多く立ち、定期更新に努めることが大事である。
そして、アフィリエイトをやる段階になれば、テキストリンクは、コンテンツの中に溶け込むので、クリックされやすいと経験してみてわかってくるはずだ。
終わりにで、「書籍の出版は、私の夢でした。」とあり、かん吉さんの念願が叶い何だか私もうれしかった。
かん吉さんのデビュー作「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」は、ブログの参考書として、いつでも読み返したくなる良書だった。
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