米大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー選手が、3月21日の東京ドームで行われたアスレチックス戦終了後に東京都内で記者会見を開き、「日本で9年、アメリカで19年目に突入したところでしたが、現役生活に終止符を打ち、引退することになりました」と現役引退を発表した。
イチロー選手は開幕の3月20日に続き、21日もアスレチックス戦に9番ライトで先発出場し、8回途中の守備で交代した。
私もテレビで見ていたが、ベンチに下がりチームメイトと抱き合うイチロー選手、とくに菊池雄星選手とのやりとりを見て目頭が熱くなった。
試合後は場内を一周してファンの声援に応えている。
2試合共にマリナーズが勝てたのは良かった。
やめてほしくない、もう少し続けるだろうと思っていただけに引退は残念だが、イチロー選手の決断を尊重したい。
走攻守揃ったこれだけ見たいと思えるプロ野球選手がほかにいただろうか?
個人的には2006年に開催されたWBCの第1回大会で、イチロー選手を東京ドームで生で観れたのは良い思い出だ。
日米通算4367安打というとてつもない数字を残し、毎日トレーニングを積みしっかり準備してきた姿勢も含めて本当に偉大である。
そして、会見からも心から野球を愛したことが伝わってきた。
「イチロー選手、ありがとう!」と感謝の意を述べたい。
#ThanksIchiro
— Seattle Mariners (@Mariners) March 21, 2019
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