本書は初心者でもわかりやすいようにSEOについて説明がなされている。
6つのチャプターからなる。
Yahoo!及びGoogleがWebページの検索順位を決める要素は、大きく内部要因と外部要因に分けられるということ。
内部要因は、タイトルや本文に検索キーワードが使われているか等。
外部要因は、他のサイトからどれだけ多くのリンクをもらっているか等。
これらの具体的な作業について図を用いながらわかりやすく説明してある。
リサーチデータを基に対策が練られているので真実味がある。
まず、内部SEO対策として、ページタイトルにキーワードを含めることは基本中の基本、何はおいてもこれだけは行っておくべきと力説されている。
検索エンジンはページタイトルのキーワードを再優先させて判断を行うので、上位表示させたい最適なキーワードを含めることが必須となるそうだ。
外部SEO対策としては、ページランクの高いサイトからのリンクを多く獲得するというのが一つの対策としてある。
これはSEOにおける外部リンクの重要なルールとして、より評価の高いサイトからリンクを得ることとなっているからだ。
実際にリサーチデータによると、上位はリンク元のページも高いという結果も出ている。
次にインデックス対策として、4つのポイントを挙げている。
1. ひとつひとつのページを、htmlで終わる静的なURLにする
2. サイトマップページを作成する
3. Yahoo!、Googleのインデックス対策ツールに登録する
4. 継続的にページを増やし続ける
そのほかには、よくある疑問に答えるQ&Aや効果測定について参考になった。
巻末にはSEO関連用語集も載っているので親切で助かる。
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