本書はプロが本気で教えるブログで稼ぐための技術と考え方が書かれており、全9章で構成されている。

ブロガーは何らかの情報発信をして収益を得るが、その「情報の質」が非常に重要という。
単なる情報発信者でも良かった時代もあったが、今はライバルを圧倒するような情報の質を維持しなければならないから。

以下の要素を意識した、質の高い工夫した情報を発信していく必要がある。

・悩みを解決するための様々な情報提供
・主観的な意見と客観的な意見の比較
・あらゆる商品の比較や検討材料の提供
・実際に商品やサービスを利用した体験談
・人、ニーズ、レベル、性別に合わせた商品やサービスの提案

主軸となるキーワードの探し方として、商標キーワード、ジャンルキーワード、お悩みキーワード、一般キーワードの4つの探し方が紹介されていた。
主軸となるキーワードを多く発掘し、それらの複合キーワードをピックアップしていくと、ブログ運営がしやすくなるという。

バズる記事の特徴として、情報がまとめられている記事、ノウハウ提供系、世間に対して意見されている記事、体験談記事、面白い系。
これらははてなブックマークなどを見てもその傾向にある。

客観性を高める引用リンクや参考リンクとして、公的機関のサイトなどで取り扱われている情報は正統性が高いため、そのような情報をもとに記事を書いているから信頼性が高くなり、SEO効果があるそうだ。

検索エンジンを利用したユーザーがブログを見るか見ないかは、検索結果でクリックされるかされないかで決まるのは確かにその通り。
記事のタイトルは、次の基本ルールの中で最大限アピールする必要がある。

・狙っているキーワードを入れる
・複合キーワードでの上位表示も狙う
・文字数は約40文字以内(スマホ)
・文字数は約30文字以内(PC)
・ページの内容がわかるようにする
・他サイトとの差別化をする

アフィリエイトは「ユーザー、ASP、広告主の3者全てに貢献する」という意識を持たないと、収益をあげ続けることができないという。
コミュニケーションの大切さを感じた。

最後に巻末付録の成功の秘訣について、8名のトップブロガーへインタビューしている。
貴重でとても興味深かった。

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10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト 成功の仕組み