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NECとSkyloom、衛星ネットワーク用の最先端光通信装置の共同開発に合意

3月19日付けのNEC公式サイトのプレスリリースによると、日本電気(NEC)とSkyloom Global Corporation(本社:米国コロラド州デンバー)は、衛星ネットワーク用の最先端光通信装置の共同開発に合意したことを発表している。

 

近年、衛星コンステレーション(複数の衛星を連携、協調させて一体的に機能させる仕組み)の普及・拡大に伴い、低軌道周回衛星における高速通信への需要の急増が見込まれている。

特に、衛星間通信においては高速大容量通信が可能で、電波干渉対策などへの対応が容易な光通信が注目されている。

そこで、NECとSkyloomは速度100Gbps以上を実現する衛星間光通信の技術開発を進める。

この技術を基に2025年末の完成を目指して100Gbps光通信端末(OCT:Optical Communication Terminal)の共同開発、テスト、製造に取り組む。
2026年には開発した製品を宇宙環境で実証し、その後、世界市場に提供していく予定。

 

従来、宇宙での通信は電波が主流だったが、本協業では1980年代半ば以降に急速に発展した地上の光通信システムで培われた光通信技術を宇宙通信に応用する。


参照URL https://jpn.nec.com/press/202403/20240319_01.html
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