2月9日付けNTTドコモ公式サイトの地域からのお知らせ（中国）によると、島根県とNTTドコモ中国支社は、「ICTを活用した地域産業の活性化に関する連携協定」を2022年2月9日（水曜）に締結したことをお知らせしている。
本協定は、新型コロナウィルス感染症を契機とした社会経済情勢の変化に伴い、企業におけるデジタル化の重要性がますます高まっていることから第五世代移動通信システム（5G）等の先進技術をはじめ、ICTを活用した新たなビジネスモデルやサービスの創出等に資する取組を推進することにより、島根県内中小企業の生産性向上や競争力強化を促進し、地域産業の一層の活性化を図ることを目的に締結するものになる。
本協定を通じて、島根県内の中小企業にICTを活用した新技術の普及や、デジタル人材の育成等に連携して取り組み、県内企業による新たな価値創出をめざしていく。
■連携事項
(1) 5G等の先進技術を活用した県内企業の新たなビジネス・サービス創出に関すること
テクノアークしまねの2Fに整備する、県内中小企業、県民がデジタル技術の学習、体験、体感、実証ができるオープンスペースを活用し、県内企業の新たなビジネス・サービス創出に取り組む。
(2) デジタル人材育成に関すること
5G等の先進技術に関するセミナー、アイデアソンなどを通じて、県内企業のICTリテラシーの向上及び、企業の生産性向上や競争力強化に貢献できるデジタル人材育成に取り組む。
(3) その他地域産業の活性化につながること
■各者の役割
島根県
・テクノアークしまね内デジタル体験スペースの整備
・しまね産業振興財団本部、しまねソフト研究開発センターと連携した県内企業のデジタル化推進施策の実施
・デジタル人材育成
NTTドコモ
・デジタル体験スペースでの5Gエリア構築
・デジタル体験スペースでの体験・実証・イベント等の設営支援
・5G等活用に向けた県内企業への情報提供・イベントへの集客・技術支援
