4月14日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、横河電機とNTTドコモは、第5世代移動通信システム(5G)とクラウド、AIなどを活用し、プラントのシステムをリモート制御する共同実証実験を行うことに、4月13日(火曜)に合意したことを発表している。

本実証実験はドコモオープンイノベーションクラウドなどのクラウド上から、横河電機が開発した制御AIを用いて「三段水槽」の水位をリモートで制御するデモ環境を構築し、LTEと5Gの通信性能の比較や、通信遅延によるリモート制御への影響を評価する。

三段水槽は、階段状に水槽が設置され、水が上段の水槽から下段の水槽に順に流れていく中で、下段の水槽の水位制御を行うことを目的とした、制御トレーニング実験装置の一種。

■イメージ図
横河電機とドコモ、共同実証実験のイメージ図

実証実験の期間は2021年度内を予定。

■各社の役割
横河電機
・クラウド上からAIを用いて「三段式水槽」をリモート制御するデモ環境の構築
・LTEと5Gの通信性能の比較や、通信遅延によるリモート制御への影響を評価

ドコモ
・5Gの提供、ドコモオープンイノベーションクラウドなどの構築・検証
・水槽の制御における通信環境の検証・最適化

両社は、将来的なプラントの自律制御の実現を視野に、技術面の検証・最適化に向けて、協力していくという。