10月12日付けNTTドコモ公式サイトの地域からのお知らせ(関西)によると、神戸市では、「Be Smart KOBE」として、先進的な技術を活用して社会課題を解決する取組みを推進しており、この取組みの一環として、神戸市とNTTドコモおよびドコモ・システムズは、「AI搭載通信型スマートドライブレコーダーを活用した市バスの運行モニタリング実証実験」を2020年10月12日(月曜)~2021年1月31日(日曜)まで実施することをお知らせしている。

本実証実験では、神戸市の協力のもと公共交通である一般乗合バスに対し、「クラウド」や「ドライブレコーダー」などを組み合わせた機能やデータ活用の検討および検証を実施する。

クラウドを活用し、バスの運行状況を即座に可視化することで、リアルタイムな運行管理をめざす。

また、ドライブレコーダーから取得する加速度センサ情報などを解析することで、危険挙動の検知・警告による安全運転のサポートや、運転習慣・技術の見える化など、運行管理のデジタル化を検証する。
併せて、昨今のコロナ禍において、乗務経験の浅い運転手などに対するクラウドを活用したリモートでの教育・研修も検討する。

上記の実証実験と並行して、オープンデータ(商用・非商用に関わらず二次利用が可能なライセンスの下、機械判読に適した形式で公開されたデータ)や環境データなどの、ドライブレコーダーから取得できるデータ以外のデータも組み合わせ分析することで、より安心安全で快適な公共交通の実現ができないか検討および検証を実施する。

■実証実験の目的・体制
神戸市とドコモ、市バスの運行モニタリング実証実験



参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/notice/kansai/page/201012_00.html