11月5日、J1リーグ第34節(最終節)、横浜F・マリノスはアウェイのノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸との対戦。
秋晴れとなったアウェイの地に優勝を後押しすべく、多くのマリノスサポーターも乗り込んでいた。

試合が動いたのは前半26分、マリノスは水沼選手の右からのクロスに神戸の菊池選手がクリアするも、こぼれ球をファーサイドから走り込んだエウベル選手が頭でループシュートを放ち、見事にネットを揺らして先制した。
しかし、前半アディショナルタイム3分に神戸の酒井選手が左サイドからクロスを送り、これに武藤選手が頭で合わせ同点に追いつかれる。
前半はこのまま1-1で折り返す。

後半は8分に、ペナルティーエリア左から水沼選手が鋭いフリーキックを供給すると、神戸GKの坪井選手が弾いたところにマリノスの西村選手が素早く走り込んで押し込み勝ち越す!
西村選手はこれで2桁ゴールとなる今季10得点目を挙げた。

マリノスは後半25分にエウベル選手から仲川選手に交代。
その3分後、ペナルティーエリア右から水沼選手が折り返すと、仲川選手が合わせゴールを決めて点差を2に広げる。

マリノスは後半40分、ロペス選手からレオセアラ選手、水沼選手からヤン マテウス選手へと2枚代え。
さらにアディショナルタイム1分に渡辺選手から藤田選手に交代した。

マリノスは最後まで攻撃に守備にアグレッシブにピッチを駆け抜け、このまま3-1で神戸を破り、同時に優勝の歓喜の瞬間を迎えた!
マリノスは勝ち点を68に伸ばし、2位の川崎フロンターレは66で最終節を終えた。
マリノスは年間通してリーグトップの70得点を奪い、失点もリーグ最少タイの35に抑えたのだから本当によくやった。

試合が終わった瞬間の水沼選手の思いがこみ上げてくる涙が印象的だった。
感無量だろう。
マリノスはJ1リーグ3年ぶりの優勝で、通算5度目の制覇となった!
表彰式のシャーレを掲げる姿を見るのはいいものだ。

アタッキングフットボールは確実に進化している。
マスカット監督のマネジメントが良かったのはもちろんのこと、みんなの力を結集して一年間戦い抜いたことは誇りに思える。
マリノスファミリーみんなおめでとう!!