本日付けNTTドコモ公式サイトの地域からのお知らせ(中国)によると、S-WORKS 島根オフィス、ドコモ・ヘルスケア、NTTドコモ中国支社は、「平成28年度島根発ヘルスケアビジネス先進モデル構築支援事業」(島根県委託事業)として、ウェアラブル端末を活用した企業向け健康増進実証事業を2016年7月1日(金曜)より2017年2月28日(火曜)まで(予定)実施するとお知らせしている。
実施地域は、島根県雲南市及び松江市。
島根県では、高齢化率全国第3位、一人当たり実績医療費全国1位といった状況にあり、健康寿命の延伸、生活習慣病の予防・健康管理が急務となっている。
一方、企業における健康増進の取組みは効果の可視化や継続のモチベーション維持が大きな課題だ。
これらの課題を踏まえ、今回の事業では、吉田ふるさと村をはじめとする約10企業において、自家用車で通勤をしている従業員に徒歩・自転車通勤を推奨することで健康的な生活を習慣化し、さらにウェアラブル端末「ムーヴバンド」で歩数・消費カロリーなどの健康データを収集し、効果を可視化する。
本事業では自家用車から徒歩・自転車通勤の推奨によって健康への効果と、医療費適正化に向けた実績データの取得によるビジネスモデルの構築を目指す。
今回の事業を踏まえ、来年度以降に島根県内の一般企業へ展開を行う予定となっており、企業全体で従業員の健康維持・増進に取り組む仕組みづくりを行う。
また、今後は一般市民向けにも展開を検討しているという。
■各機関の実施内容
S-WORKS 島根オフィス
・ウェアラブル端末等ICT技術を活用したヘルスケア事業の運営主体(代表企業)
ドコモ・ヘルスケア
・健康データ管理アプリ「WM(わたしムーヴ)アプリ」の提供
・法人向け健康データプラットフォーム 「WM for business」の提供
・ウェアラブル端末「ムーヴバンド3」の販売
・体重体組成計、血圧計等の販売
NTTドコモ中国支社
・ウェアラブル端末「ムーヴバンド3」の販売
・「WM(わたしムーヴ)アプリ」、「WM for business」の販売及び運用サポート
島根県
・島根県の地域資源を活かしたヘルスケアビジネス創出事業の委託元
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/notice/chugoku/page/160616_00.html