5月23日付けのドコモ・バイクシェア公式サイトのニュースによると、ドコモ・バイクシェアは、年々利用回数が伸びる中、2023年度は全国で2,200万回を超える利用があり、サービス提供開始以降の累計利用回数が1億回を突破したことを発表している。

走行距離に換算すると(サービス開始当初からの累計利用回数と、2023年度の平均走行距離を元に算出)、2億4,000万km、地球と太陽の距離を超え、往復までもうひとふんばりという長さになるという。
ドコモ・バイクシェアは、2011年に横浜市で実施した社会実証実験を契機に、シェアサイクルサービス「バイクシェアサービス」をスタートして、2015年に独立した後、全国の自治体との連携を一層推進し、日本市場におけるシェアサイクルの普及に尽力してきた。
AIを活用して自転車の再配置ニーズを的確に把握するとともに、最適な修理基準と作業リソース管理に基づいたメンテナンスを実施するオペレーションを強みとしてサービスを運営している。
さらに、シェアリングプラットフォームを事業者に活用してもらうことで、シェアサイクルサービスの導入ハードルを下げるシステム提供モデルも広く全国で展開している。
システム提供モデルにおいては、自転車・サイクルポートの販売も行い、特に初期費用の負担が大きい自転車については、事業者向けのレンタルにも対応することで事業導入をスムーズに進めるサポートも行ってきた。
また、ドコモグループの一員として2030年カーボンニュートラル宣言に参画しており、自転車利用によるCO2排出削減への貢献だけでなく、再配置業務におけるEVトラックの導入、太陽光発電および蓄電による電動アシスト自転車のバッテリー充電など、グリーンネルギーを活用した実証実験を行い、業務中に排出するCO2の削減にも積極的に取り組んでいる。
参照URL https://www.d-bikeshare.com/news/detail/20240523_1
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