8月13日付けの東京都公式サイトの報道発表資料によると、都は「未来の東京」戦略において、西新宿エリアを「スマート東京」先行実施エリアと位置づけ、5Gと先端技術を活用したサービスの都市実装に向けて取り組んでおり、2021年4月及び6月に募集を開始した「西新宿エリアにおけるスマートポールの面的設置、運用及び検証事業に係る協働事業者の募集」及び「5Gを含む先端技術を活用した西新宿エリアにおけるスマートシティサービス実証事業の募集」について、事業者が決定したことを発表している。

■スマートポールの面的設置、運用及び検証事業
・採択事業者
JTOWER(東京電力パワーグリッド及び東日本電信電話との共同提案)
スマートポールの付加価値の増大に向けた各種検証、収益性の向上に向けた取組

・今後のスケジュール
2021年8月事業開始
2021年10月末以降設置(10月末まで5基、12月末まで15基)及び検証開始

■5Gを含む先端技術を活用したスマートシティサービス実証事業
・採択事業者 5者(五十音順)
NH研究所
自動走行パレットを活用した物販やゴミ箱、折畳みベンチなど多様なサービス提供を可能とする自動配送サービス

JTOWER
AIサイネージ・ARナビアプリを活用し、地上・地下部分をシームレスにつなぐ移動支援サービス

シスコシステムズ
セキュアかつストレスフリーなWi-Fiサービス、多言語翻訳が可能な双方向映像による外国人相談窓口サービス

ジョルダン
エリア情報収集、飲食店の混雑状況確認、オンライン注文、ARナビ、マッチング等の機能を有するスマートシティアプリ

ティアフォー
あらゆるモノ・サービス・情報を届けることが可能な自動配送ロボットを活用したラストワンマイル配送のプラットフォームサービス

・今後のスケジュール
2021年8月事業開始