ソニー、電子書籍ストア Reader Storeを読者参加型ストアに全面刷新

9月24日付けのソニー公式サイトのプレスリリースによると、ソニーは、電子書籍ストア Reader Store（リーダーストア）を、ユーザー同士のコミュニケーション機能を充実させることで、読みたい本の情報をより入手しやすくするなど、読者参加型ストアに全面刷新したことを発表している。

■電子書籍ストア Reader Store マイページ

新しいReader Storeでは、読者が本のレビューを書き込んだり、別の読者がそのレビューを参考に本を購入することができるなど、ユーザー同士のコミュニケーション機能を充実させた。

ユーザーは、実際の書店がPOPや書評を付けるように、読んだ本やお勧めの本にレビューを付けて、Reader Store内に開設されたマイページ（本棚）上に陳列することができる。

レビューは、SNS（Facebook、Twitter）でも共有可能。

さらに、レビューを付けた読者は、他の読者がそのレビューを介して本を購入した場合、その対価（特典としての「Reader Storeご紹介ポイント」）を得ることができる。

こうした新サービスの導入により、ユーザー自身があたかも「店主」になって「本屋」を運営しているような、新しい電子書籍体験を実現した。

また、レビューを投稿したユーザーは、レビュー評価の多寡やレビューによる他のユーザーの購入頻度などによって、Reader Storeの注目のレビュワーとして紹介されるので、自分好みの書棚づくりをして充実した本屋に発展させ、さらに多くの人にレビューを見てもらえる、といった楽しみ方も体験することができる。

加えて、ユーザーはこれまで以上に読みたい本の情報を入手しやすくなった。

気になる「店主」をフォローして、その「本屋さん」が発信する情報を自分のタイムラインに表示させることで、自身の趣味、趣向にあった本の情報をリアルタイムで入手可能。

「みんなが読みたい本、読んだ本」コーナーや、本のジャンルごとに毎日更新される注目のレビュワー表示などの新設で、意中の本に巡り合いやすい環境も整備している。


参照URL https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201309/13-0924/