3月25日付けのNTTコミュニケーションズ公式サイトのニュースリリースによると、第一興商とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、通信カラオケDAMのコンテンツ配信基盤に、業務用カラオケとして初めて、「docomo MEC compute E」を導入し、2024年11月より運用を開始することを発表している。
※ 「docomo MEC Compute E」は、NTTドコモが提供元であり、NTT Comが代理人として契約締結権限を授与され、包括的な業務受託にもとづき販売する。
これにより、楽曲や映像の配信の効率化をめざすとともに、今後のカラオケ機器の5G化に向けた協業を進め、どこでもハイクオリティな音および映像体験ができるカラオケサービスの提供に取り組む。
2024年4月に登場から30年を迎えるDAMシリーズは、先進的な技術の導入により、さらなるサービス強化拡充と、利用者の利便性向上を図り、人々に喜びと楽しみを提供し続けていく。
■取り組み概要
第一興商は、通信カラオケDAMが利用する配信基盤として、「docomo MEC」を採用した。
これにより、セキュアかつ柔軟に大容量データの取り扱いが可能となり、楽曲・映像を閉域内の安全な環境で効率的に配信することができる。
また、エッジサーバーとして活用することにより各種コンテンツの高速なダウンロードが可能となり、カラオケ利用者の体験の向上が期待できる。
■今後の展開について
今後両社は、「docomo MEC」や5Gを活用し、通信カラオケDAMの設置時の可搬性の向上や楽曲・映像配信の高速化により、新たな価値の創出を検討していく。
具体的には、過疎地域におけるカラオケサービスの提供を通じた地域コミュニティの創出、地域の健康課題解決に資するサービスの提供など、地方創生にも貢献していく。
参照URL https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2024/0325.html