本日付けNTTドコモ公式サイトの地域からのお知らせ(九州・沖縄)によると、田川市、NTTドコモ九州支社、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、「デジタル技術の利活用による共生社会の実現に関する連携協定」を2022年9月27日(火曜)に締結したことをお知らせしている。

3者は、5G、AIなどのデジタル技術を活用し、スポーツの振興、デジタルデバイドの解消、持続可能な地域公共交通の実現など、年齢、障がいの有無にかかわらず、すべての人びとが安心して暮らしていける「共生社会の実現」に取り組んでいく。

田川市は、福岡県の北東部に位置し、市の南には英彦山、北に福智連山、東には香春岳を望む三方山で囲まれた田川盆地の中心都市になる。

■連携協力の内容
①5G、AIの活用によるスポーツ振興を通じた地域活性化
市内体育施設に、スポーツの練習、試合や運動会などの地域イベントの映像配信が行える環境を整備する。
自動でプレーの追従や映像の切り抜きをするAIカメラを使い、5Gを活用してスポーツの練習、試合や地域イベントのライブ配信をするほか、競技後に選手やコーチなどの利用者がいつでもどこでもプレー映像を振り返れるよう、クラウドで映像の提供を行う。

②デジタル社会の実現に向けたデジタルデバイド対策及び地域経済の活性化
地域住民(高齢者など)向けのスマートフォン活用教室の開催などを通じて、デジタルデバイドの解消に貢献する。
スマートフォンの利用方法をレクチャーするほか、田川市が提供するサービス(マイナポータル、田川市公式LINEサービスなど)の市民の利用を促進。
また、キャッシュレスキャンペーンの開催など地域経済の活性化に向けた取組を検討する。

③デジタル技術を活用した地域公共交通の利便性向上
田川市が都市計画マスタープランに掲げた「まちづくり像の実現」に向け、ビックデータを活用した公共交通の最適化運行や新しい地域公共交通サービスを検討する。

■今後について
本協定に基づく取組の第1弾として、国のデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用し、「5G、AIを活用した地域スポーツの自動映像配信」を2022年10月から実施する。

■全体概要(共生社会の実現に向けた取り組み)
田川市・ドコモ・NTT Com、連携協力の全体概要


参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/notice/kyushu/page/220927_00.html