
まずWeb Creator Conferenceとは、Webのコンテンツ制作者とシステム制作者が集まり、有識者の解説、有識者への相談、参加者との交流ができるイベントのことで、第一回目が昨日1月18日に行われた。
私も事前にPeatixで申込み参加してみた。
場所は上野駅に程近い共同ビル3階の、(株)LIGの「いいオフィス」になる。
では、プログラムごとにメモを取った概要をまとめてみよう。
■(株)nanapi ディレクター 久間美咲氏
nanapiのアンサーが1年で1億コメントを集めた秘訣~新興メディアの施策と悩み~
・投稿しやすい場所を作る。
・読み手のことは意識しない。
・サービスの品質、スマートさ。
・楽しみながら作りましょう。
■写真素材サイトぱくたそ エンジニア 塚口祐司氏、フリー素材モデル兼広報 大川竜弥氏
1年間で100万PV増やしたコンテンツ運用と最適化
・枯渇させない。
・平日は毎日更新。
・ユーザー層の拡大。
・使って楽しい、見て楽しい。
・不正利用が多く、対応が大変。
■ファンタラクティブ(株) 井村圭介氏(「現場のプロが教えるWeb制作の最新常識」著者)
イマドキWebメディアの制作手法~コストと速度と柔軟性を徹底比較~
・webはサービス側に依存できるようにして、開発しないほうがいい。
・WordPressはあらゆる面で環境が整っている。
・責任と技術を持った人を探す。
・コンテンツに集中できる箱にする。
■(株)LIG 編集長 朽木誠一郎氏 × サイボウズ式 編集長 藤村能光氏
PV至上主義を捨て、ブランディングへ~LIGブログとサイボウズ式が目指す企業メディアの新しい形~
朽木氏
・LIGブログはLIGを好きになってもらうため。
・SEOが強くなっている。
・転載はやめてもらいたい。
・PVを大事にしている。
・心に残るコンテンツ。
・SEOを重視しており、SEOは困ったものを解決するためのもの。
・人の心を動かすのが面白い。
・ブランディングは個人を売り出していく。
・誰に対して何を伝えたいか明確にする。
・検索ニーズに対して過不足なく読んでもらう。
・キャッチーなタイトル。
・色んなことが出来て、スキルがあったほうがいい。
藤村氏
・多くのメディアと連携しており、転載は歓迎。
・PV指標をとっておらず、ソーシャル上の声をつぶさに見ている。
・課題解決より課題提起。
・その人の面白いでいい。
・ブランディングは知らない人に知ってもらう。
・転起承結。
・読んでもらうためにを重視する。
・キャッチーにする。
・自分のことと思わせる。
・断定、言い切る。
・煽るのはあまりしたくない。
・雑誌編集者のスキル活きる。
・変化に強い人がいい。
このあとは同会場で懇親会が行われた。
私は途中までの参加だったが、名刺交換をしていただいた方々に「ありがとうございました」と言いたい。
また、イベント運営及び準備に関わった方たちに「お疲れさまでした」と言いたい。