
岡本太郎記念館は、岡本太郎が自宅兼アトリエとして長く生活した場所である。
死去した2年後の1998年に記念館として開館された。
アクセスは東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線表参道駅より徒歩8分程。
記念館は1階は受付や販売スペース、そしてリビングやアトリエがある。
リビングには賑やかでポップな作品がいくつも飾られていた。
アトリエには画材がたくさん収納されていて、ピアノも置いてある。
2階では企画展「創造のゆりかご ―岡本太郎のアトリエ」が開催されていた。
油絵や立体作品のほかに家具作品もあり、椅子が実にユニーク。
そして、棚には小物類も飾られていて可愛らしかった。
とくに腕を体の前に交差させた陶の「むすめ」という作品が気に入った。
また、館内にはいくつか岡本太郎の等身大フィギュアもあった。
庭に出てみても作品が色々置いてあるので楽しめる。
カフェも併設しているので、混んでなければテラスでのんびり芸術気分も味わえる。
訪れてみて、岡本太郎の作品は元気が出ると言うよりは、思わず笑ってしまうような可愛らしさが多分にあると感じた。