「FUJIFILM SUPER CUP 2023」は2月11日、国立競技場で行われ、昨季のJ1王者である横浜F・マリノスと天皇杯王者でJ2からの出場となるヴァンフォーレ甲府が対戦した。
SUPER CUPは今年で30回目の大会となり、昨日の雪から一転して今日は晴天に恵まれた。

試合は序盤から甲府が勢いよく攻めてくるも、徐々にマリノスもペースをつかみ出す。
試合が動いたのは前半30分。
マリノスは上島選手からのパスに反応した水沼選手が中央に切り込んでからアンデルソン ロペス選手につなぎ、右から折り返すと逆サイドでフリーになっていたエウベル選手が流し込み先制する。
それに対して甲府は44分、エドゥアルド マンシャ選手からのスルーパスに抜け出した鳥海選手がグラウンダーで折り返し、これに中央で合わせたピーター ウタカ選手が押し込みゴールを決める。
一度はオフサイドと判定されたが、VARの結果ゴールは認められて甲府が同点に追いつき、前半をこのまま1-1で折り返す。

後半は16分、マリノスは角田選手が自陣からボールを持ち運んでスルーパスを供給し、反応したアンデルソン ロペス選手のシュートは惜しくもポストに弾かれたが、西村選手が押し込んで勝ち越す。
その後マリノスは22分に水沼選手→ヤン マテウス選手、西村選手→マルコス ジュニオール選手と二枚代え。
アディショナルタイム6分にはアンデルソン ロペス選手→植中選手と最後のカードを切る。
マリノスが1点をリードしたまま試合は終了した。

入場者数は50,923人だった。

マリノスは6度目の挑戦で、SUPER CUP初制覇となった!
おめでとう!!
2023年のシーズン最初の試合を手探りの部分もありながら、勝てたのはよかった。
元々センターバックの上島選手は、今日の右サイドバック起用についてキャンプではまったくやってなくてマスカット監督に試合2日前に言われたそうで、急造ながらしっかり期待に応えてくれたと思う。