8月28日付けのクエリーアイ公式サイトのニュースリリースによると、クエリーアイはパブリッシャー部門を新設し事業分野の拡大をすると発表している。
第一弾としてNTTドコモが運営するスマホ・タブレット向け電子書籍販売市場「dブック」にてdブックのみで配信する独占コンテンツをコンテンツアグリゲーター及びコンテンツホルダーから募集、預かり、dブックへ取次ぎ、供給すると同時にコンテンツのマーケティングやプロモーション各種業務も実施する。
この独占コンテンツは、dブックにて7作品を配信開始した。
価格は100円~500円(税別)となっており、買いやすいと思う。
これまで出版社が取り扱っていなかったインディーズ・アーティストや往年のアーティストの未発表作、新規作品を、クエリーアイを通じてNTTドコモが市場に流通させることで電子書籍市場の拡大を目指す。
インディーズ・アーティストに対して電子書籍の制作や販売促進ノウハウをクエリーアイが提供し、コンテンツを販売したくてもノウハウが無く断念していたアーティストを支援する。
またNTTドコモは、dブックのみでしか販売されない独占配信コンテンツを特別ページで紹介するなどの販売促進策を実施する。
対象となるインディーズ・アーティストは、漫画、小説などに限らず、地方のインディーズ・アイドル、音楽バンド、各種講師、占い、各種研究家、趣味など、少ないながらもコアな購買層やファンをつかんでいるアーティストの作品を取り扱う(ただし、公序良俗に反しないなどのNTTドコモが定めた配信ガイドラインに適合しているかを審査)。
今後、dブック独占配信電子書籍はタイトル数を順次増加させていくとしており、楽しみなところである。
参照URL http://queryeye.com/jp/news/20140828.html