本日付けNTTドコモ公式サイトの地域からのお知らせ(東北)によると、NTTドコモ東北支社とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、宮城県発注の「令和4年度地域課題を解決する5G技術を活用した実証モデル事業」を受注し、2022年11月19日(土曜)に宮城県庁講堂と七ヶ浜国際村を「高速・大容量」「低遅延」「多数同時接続」が特長の第5世代移動通信システムで繋ぎ、リモート演奏によるミュージカル開催の実証実験に成功した。
本実証では、共同事業体であるSCSミュージカル研究所と七ヶ浜町の協力のもと、宮城県庁講堂と七ヶ浜国際村を5G回線で繋ぎ、宮城県庁での地元オーケストラの生演奏にあわせ、ミュージカルグループが七ヶ浜国際村で特別公演を開催。
また、ミュージカル公演会場では、ARスマートグラスを活用した本番中の演者目線の映像を会場に設置された大型スクリーンに投影し、新たな視点でのミュージカルの楽しみ方についても検証を行った。
ミュージカルを観覧した人たちからは、「音・映像のズレがなく、技術のすごさを実感しました。」「生演奏での公演、素晴らしかった。感動しました。」「演者目線の映像は普段見ることがないので興味深かった。」といった感想をもらい、離れた拠点を繋いでの開催においても、その場で共演しているような臨場感を実現することができ、遠隔開催の有効性を確認することができた。
■実証実験イメージ

ドコモとNTTComは今回の実証実験を踏まえ、同様の課題を抱える舞台芸術団体などへの展開が可能と考えており、今後も本実証実験の成果を踏まえ、5Gの活用による「高速・大容量」「低遅延」「多数同時接続」の特長を活かし、地域課題の解決に取り組んでいくという。
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/notice/tohoku/page/2022/221130_01.html
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/notice/tohoku/page/2022/221130_01.html