本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、日本通運とNTTドコモは、日々の点呼業務の省力化および高精度な点呼・点検が実施可能な「点呼・運行前点検システム」の開発について、2021年3月22日(月曜)に合意し、4月1日(木曜)から開発を開始することを発表している。

本システムは、宿泊を伴う運送業務における遠隔点呼や2泊以上の業務時に行う中間点呼への対応、プッシュ通知を利用したワークフロー化などにより、営業所で行っている対面での通常点呼を含め、技術的には全ての点呼を非対面で行うことが可能なシステムの実現をめざす。

■「点呼・運行前点検システム」のイメージ図
点呼・運行前点検システムのイメージ図

■「点呼システム」の概要
・運転免許証の有効期限や免許区分等の確認(スマートフォンのアプリケーションによる免許証IC読み取り)
・車検証の有効期限、車両区分等の確認(スマートフォンのアプリケーションによるバーコード読み取り)
・アルコールチェック、血圧、体温、メンタル状況把握(各医療機器、測定器データ連携)
・個人毎の閾値を設定することで、通常から大きく異なる場合の注意喚起を実施
健康状態、睡眠時間等の把握(スマートフォンのアプリケーションによる本人申告)
・上記を踏まえた点呼の実施、諸帳票の作成、データの活用による運転免許証区分と運行する車両の整合チェック(当該車両の運行が可能な資格を有しているかの照合)

■「運行前点検システム」の概要
・車両マスターなどのデータをもとに対象車両に必要な点検項目をスマートフォンのアプリケーションに表示
・ドライバーは点検結果・対応をスマートフォンに入力、送信(サーバを経由し整備管理者に通知)
・整備管理者は結果を確認し、運行に問題がなければ結果を承認、点呼システムへ送信
・異常時も含めた対応内容を整備管理者が補完し帳票出力、データとして保存・活用

■各社の役割
日本通運
・ドライバー、運行管理者、整備管理者による実際の点呼・点検の業務フローを通じたシステム要件のアドバイス
・モデル店(認可営業所)におけるシステムを使用した実証実験の実施

ドコモ
・点呼・運行前点検システムのコンサルティングおよびシステム開発


参照URL https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2021/03/29_02.html