本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、立命館とNTTドコモは、ICTを活用したキャンパスの創造と、キャンパスを利用した学術研究や教育、地域社会および産業界の発展に向けた取り組みを推進すべく、2020年8月25日(火曜)に、連携協定を締結したことを発表している。
本協定は、2024年度に立命館大学の映像学部・情報理工学部が大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市)へ移転することを受け、ドコモが保有する先端情報技術やデジタルマーケティングのノウハウを活用することで、立命館が掲げる「ソーシャルコネクティッド・キャンパス」の創造をめざすものになる。
また、立命館大学のみならず、立命館アジア太平洋大学(APU)、立命館が設置する附属小学校・中学校・高等学校との連携を通じて、初等・中等から高等教育までの研究・教育の高度化や、地域社会・国際社会の発展に寄与することを目的としている。
立命館ならびにドコモは、サイバー空間とフィジカル空間が融合した学びの環境を創出することで、日本の教育と地域協創のさらなる活性化をめざしていくという。
■本協定における具体的な取り組み内容
・立命館大学の映像学部・情報理工学部が移転予定の大阪いばらきキャンパスにおいて、ドコモが保有する5G、IoT、AI、XR、ドローンなどの先端情報技術を活用し、社会のさまざまな組織や人々との協働・連携のもと、研究・教育・社会貢献活動の結節点となる「ソーシャルコネクティッド・キャンパス」を創造する。
・地域社会との協働を通じて、大阪いばらきキャンパスのほか立命館大学の各キャンパスを、地域に根差した実証や価値創造の場とする。
・小学校・中学校・高等学校・大学・大学院が連携する学習システムや、多様な学術研究の高度化をめざすことで、STEAM教育(Science、Technology、Engineering、Art、Mathematics等の分野での学習を基盤として、分野横断的に、社会課題の解決に活かしていくために行う教育)の充実やSociety 5.0(サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会)時代に国際社会で活躍する人材の育成に貢献する。
