本日付けのNTTテクノクロス公式サイトのプレスリリースによると、NTTテクノクロスは、NTT研究所の高精度音声認識AIを搭載し、会議などの議事録作成を効率化する「SpeechRec Plus for Meeting(スピーチレック プラス フォー ミーティング)」を2020年8月31日(月曜)から販売することを発表している。
背景には、音声認識技術の発展により、議事録作成の効率化に対する期待は高まっているものの、会議には長い会話や専門用語が含まれるなど、音声認識技術を活用した会議の議事録作成には課題もあった。
NTTテクノクロスは、NTT研究所の世界最高レベルの音声認識AIをベースに開発した高精度音声認識ソフトウェア「SpeechRec」を議事録作成に最適化し、長い発話や専門用語の自動書き起こしを可能にすることで、議事録作成の効率化を実現する。
■SpeechRec Plus for Meetingの利用イメージ

■特長
①長い自由発話に対応したNTT研究所の音声認識AI
NTTメディアインテリジェンス研究所が開発した音声認識AIを搭載し、約1,000万の語彙に対しても高速かつ高精度の音声認識が可能で、会議における膨大な例文を学習し、文脈の理解が難しい長時間の会議音声にも柔軟に対応する。
②業界向け音声認識モデルにより専門用語も認識
各業界における単語辞書や発話例などを学習した音声認識モデルをオプションでカスタマイズすることにより、専門用語が多く話される会議にも対応可能で、一般的な音声認識モデルだけでなく、地方議会や金融分野などの音声認識モデルもそろえている。
③組織や会議体を考慮したグループ機能
管理機能により、ユーザーごとに音声データの登録・編集・閲覧権限を設定でき、一部にしか公開できない会議などの議事録作成にも適している。
■価格(税別)
[クラウド版]初期登録料:15万円、利用料:月額12万円~