本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、NTTドコモ、ノキアグループ、オムロンは、工場などの製造現場における第5世代移動通信方式(5G)を活用した共同実証実験を実施することに合意した。
この実証実験を通じて、高速・大容量、低遅延、同時多接続といった5Gの有用性と可能性を共同で評価し、製造業が直面する課題の解決と、将来の製造現場で求められる通信技術の発展をめざす。
実証実験を通してめざすユースケースは以下の通り。
■レイアウトフリー生産ライン
世界中で人々のニーズが多様化し製品サイクルが短期化する中、製造現場では、生産する品目が変わるたびに生産ラインの組み換えが必要となっており、需要の変動に合わせて生産ラインのレイアウト変更や立ち上げをフレキシブルかつスピーディに行うことが求められる。
5Gの大容量、低遅延といった特長を活かし、生産設備を無線ネットワーク化するとともに、オムロンの自動搬送ロボット(AMR: Autonomous Mobile Robots)を組み合わせることで、工程ごとに切り離したレイアウトフリーな生産ラインの実現をめざす。
【レイアウトフリー生産ラインのイメージ】
■AI/IoTによるリアルタイムコーチング
製造現場では、熟練工不足が深刻化し、作業者の生産性の向上と、早期育成の必要性が高まっており、5Gの大容量・高速性を活かして製造設備のデータや、作業者の作業動線や動きを撮影した映像データなどを収集し、AIで解析。
熟練者との違いを作業者へリアルタイムにフィードバックすることで、生産性の向上と早期習熟をサポートし、モチベーションを向上させるような新たな人と機械の協調をめざす。
【作業者の動作解析イメージ】
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2019/09/10_00.html