12月10日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、トレタとドコモは、食領域における新たな事業展開に向けた業務・資本提携について、2018年12月10日(月曜)に合意したことを発表している。
飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ」は、約12,000の店舗に導入されており、予約/顧客台帳サービスとして国内でトップのシェアを誇る。
また、ドコモは中期戦略2020「beyond宣言」に基づき、食の「スタイル革新」を進めている。
今回の業務・資本提携を通じて、両社はトレタが培った飲食店向けサービスのノウハウと、ドコモが「dグルメ」の提供やグループ会社であるABCクッキングスタジオなどで培った顧客向けサービスのノウハウ双方を活用し、様々な事業を展開していくという。
■業務提携の概要
・予約/顧客台帳サービス「トレタ」の一層の普及。
・顧客が、スマートフォンで飲食店の予約、席での注文、決済をワンストップで実施できるサービスを2019年度中目途に提供。その他、新たな飲食店向けサービスの開発検討。
・上記サービスにおける、ドコモのスマホ決済サービス「d払い」およびポイントプログラム「dポイント」の利用促進。
■資本提携の概要
・ドコモは、トレタから30億円の第三者割当増資の引受およびトレタ既存株主から株式譲受を実施。
・本業務・資本提携により、トレタの累計資金調達額は61.3億円となる。
・出資時期は、2018年12月中旬(予定)。
■各社の主な役割
トレタ
・飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ」のサービス拡充および導入店舗拡大
・スマートフォンでお店の「予約」ができるアプリの開発
ドコモ
・スマートフォンで「注文」、「決済」ができるサービスの開発
・スマートフォンで、飲食店の「予約」、「注文」、「決済」までをワンストップで利用できる
・サービスにおける「d払い」、「dポイント」の導入及び利用促進
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2018/12/10_01.html