本日付けNTTドコモ公式サイトの地域からのお知らせ(東海)によると、遠鉄タクシーとNTTドコモ東海支社は、タクシー利用者の利便性向上と遠鉄タクシーの生産性向上のため、AI技術で需要予測を行う「AIタクシー」の運行を2018年9月18日(火曜)から開始する。
「AIタクシー」を活用した運行は、静岡県内初となる。

「AIタクシー」は、ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みを利用して作成される人口統計データと、タクシー運行データ、気象データ、施設データ等をもとに、AI技術を用いて現在から30分後までのタクシー乗車需要を予測するもの。

今回、遠鉄タクシーではタクシーの車内に設置したタブレット上に表示される予測情報をもとに車両を配置し、期待される以下の効果について検証を行う。

■利用者の利便性向上(待ち時間を短縮)
・需要の高い場所に最適に配置することで、利用者の待ち時間を減らす。
・公共交通機関のトラブルやゲリラ豪雨などの突発的な状況に対しての非日常的な乗車需要増加への迅速なタクシー供給につなげる。

■生産性向上を実現(ドライバーの教育)
・経験の浅いドライバーに対して需要予測情報を提供することにより経験不足を補い、営業回数を増やしていく。
・データをもとに、限られた台数で運行業務の効率化を図り、生産性向上につなげる。

<サービスイメージとシステム構成>



参照URL https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/tokai/page/180913_00.html