著書の成毛眞氏は、元マイクロソフト社長で、書評サイト「HONZ」の代表を務める。
成毛氏は、アウトプットはフィードバックが得られるオープンな場ですべきと述べている。
外からのフィードバックは、アウトプット上達のための最高のアシストになるという。
そして、アウトプットの方法は文章だけでなく、トーク、写真、動画、絵、音楽、ダンスなど色々ある。
SNS時代の今は多くの人が発信しやすくなっている。
書くアウトプット術として、文章を難しく書く必要はまったくなく、簡単に書くということ。
スマホで読まれる文章の見た目、文字の詰まり具合は、印刷物のそれよりも緩いほうが望ましいというのはブログをやっているとよくわかる。
漢字とかなのバランスにも気を遣いたいというのも納得だ。
話すアウトプット術として、プレゼンの目的は、何かを伝えることで、最も伝えたいことが伝わるとは限らないので、そこを目標とせず、何か一つでも伝えることを狙って、いくつものネタをちりばめるということは覚えておきたい。
講演ではしっかり聞いてくれる人にだけ、しっかりと伝えようとすればいいのだそうだ。
聞き手が100人いるならば、そこでたった一人でもトップオタになってくれそうな人が見つかれば成功だという。
印象を操作する「見た目」のアウトプット術として、高くても古くてくたっとしていては、それを着ている人間も、古くてくたっと見え、新しくてパリッとした服は、着ている人を新しくパリッと見せるというのは同感だ。
日本の大人はインプットばかりで、アウトプットが不足しており、これからの時代は得た情報をどう発信して、自分の血肉とするのか、価値あるもの(わかりやすく言えばお金)に変えていくのか意識せよという成毛氏の主張、多くの一般人が埋もれた存在のままでいいのか問いかける書だった。
アウトプットを前提にすると、インプットががらりと変わるというのも確かにあるなと思った。
Amazon
![]() |
