本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、ドコモは、ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みを利用して作成される人口統計とNTTグループのAI「corevo(コレボ)」を構成する「時空間変数オンライン予測技術 」を組み合わせることにより、日本全国の現在、及び数時間先のあるエリアにおける人数を予測する「近未来人数予測」の実用化に向けた実証実験(以下、本実験)を2017年9月20日(水曜)より開始すると発表している。
本実験は、「時空間変数オンライン予測技術」を用いて、人口統計の時系列データから時間と空間の影響パターンを学習すること、即ちあるエリアにおける過去の人の増減が周辺エリアの人数の変動にどのような影響を及ぼしているかを学習し、数時間先の人数を10分単位で予測する。
また、予測した現在、及び近未来の人数を、スマートフォン、タブレット端末、デジタルサイネージ等により可視化するサービスの検証を実施する。
■近未来人数予測技術のイメージ
■活用例
1. 観光地や商業施設の混雑、交通手段の供給不足という課題に対し、現在、及び近未来の人数予測を活用することで、混雑に巻き込まれない観光地や商業施設を案内することや、バスやタクシーなどの移動手段を効率的に供給することが可能になると考えられている。
2. 災害や事故発生時においては、現在の人数分布に応じた効率的な救助隊の派遣により、適切な初動対応の実施が期待される。
3. スポーツの試合や花火大会のような大規模イベントでは、開始前は施設の最寄り駅が混雑し、イベント開催中は施設周辺に人が集中、開催後は周辺繁華街に拡散するといった人の流動が想定されるが、近未来の人数分布を利用した警備員の動的配置により、事故・防犯対策の強化につながると考えられている。
今後、「近未来人数予測」を様々な分野で活用する実証実験を行い、2018年度の実用化をめざす。
直近の実証実験として、2017年10月21日(土曜)に藤沢市で開催される「ふじさわ江の島花火大会」において、大規模イベントにおける活用方法の検証を藤沢市観光シティプロモーション課、藤沢市観光協会の協力により行う 。
なお、本実験は、「ツーリズムEXPOジャパン2017」NTTブースにて、2017年9月21日(木曜)から2017年9月23日(土曜)の期間に展示する。
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2017/09/20_00.html