著者の東香名子さんはコラムニストで、かつては「東京独女スタイル」の編集長をしていた。
この書では人をひきつけるWebの文章について60のテクニックが網羅されている。

Webでバズってる記事を見ればわかる通り、文章には法則があり、よく見るテンプレも多い。
あるあるといった面でも読んでいて面白かった。

Webライティングで非常に重要なポイントとして、「自分のためではなく、誰かの役に立つ文章を書く」ことだそうで、これはまずしっかり頭に入れておきたい。

全8章の構成は以下の通り。

1章 書きたいことを5W1Hで分析すれば、100倍読まれる文章になる
2章 読者ターゲットを設定すれば、読者は100倍に膨れ上がる!
3章 誰でも書ける! ヒットタイトル・テンプレート
4章 100万人に読まれる! ワンランク上のタイトルを作るためのテクニック
5章 超基本記事のテンプレートをマスターすれば、誰でも簡単に書ける
6章 プロも実践! 記事のクオリティを爆上げするWebライティングテクニック8
7章 「書くことがない」と困ったら…ネタが100倍増える6つの秘訣
8章 アクセスを1000倍に増やす、Webならではの5つの奥義

読んでいて色々と考えさせられた。
「ヒットするWebライティングにおいて、数字を入れるのは鉄則中の鉄則」ということ。
そして、人は難しい言葉だらけだと距離をとりたくなるものとあって、確かにそうだなと思った。
わかりやすい簡単な表現にするよう、あとで読み返してみることも必要に感じた。

また重要なタイトルについては、読者に見てもらうための「試食」のようなものと語っており、言い得て妙だなと思った。
30文字でどれだけ記事の魅力をアピールできるか、こうした視点がなかっただけに新鮮だった。

文末を「だ・である」よりも「です・ます」を使ったほうが、語り口が柔らかく、読者が親近感を感じるのはわかる気がする。
だが、このブログでは「だ・である」でずっときているのでいまさら変えるつもりはない(笑)。

そのほか、ダラダラと1文を長くしないことは注意したいし、よく質問されることを書けば、ロングヒットの記事になるというのは実感している。

終わりに巻末付録として、これさえ使えば読者のクリック率が100倍上がる「キーワード&コンセプトリスト50」もあってなかなか面白かったし、使えるシーンで入れてみたい。

最後にこの書を読んでみて、どうしたらもっと多くの人にブログを読んでもらえるか、Twitterの活用も含めて考えるよいきっかけになったと思う。