東北大学災害科学国際研究所とドコモ、防災・減災に向けた相互の取り組みを推進する連携協定締結

3月8日付けNTTドコモ公式サイトの地域からのお知らせ（東北）によると、東北大学災害科学国際研究所（仙台市青葉区）とNTTドコモは防災・減災に向けた相互の連携を深め取り組みを推進することを目的とした連携協定を2017年3月8日（水曜）に締結した。

東北大学災害科学国際研究所が推進する自然災害科学研究は、事前対策、災害の発生、被害の波及、緊急対応、復旧・復興、将来への備えを一連の災害サイクルととらえ、それぞれのプロセスにおける事象を解明し、その教訓を一般化・統合化することにある。

東北大学災害科学国際研究所とNTTドコモが推進する「防災・減災」に係る取り組みについて、本協定を契機に相互の連携・協力を強化することで、東北全体の復興と発展、将来に向けた新しい「防災・減災のまちづくり」の推進に取り組む。

東北大学災害科学国際研究所の持つ知見とNTTドコモの持つ各種ICTツールを組み合わせることで、より効果的な活用方法を検討し、防災・減災計画やBCP（事業継続計画）、BCM（事業継続マネジメント）の最適化を検討する自治体、地域社会への実装を通じて、新しい「防災・減災のまちづくり」を推進・実現をめざすとしている。



■東北大学災害科学国際研究所の各種ノウハウ、技術
・リアルタイム観測技術
・センシング技術
・災害被害統計データ　等

■NTTドコモの各種ICT技術、サービス
・モバイル空間統計
・通信サービス
・ICT・IoTツール　等


参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/notice/tohoku/page/2016/170308_02.html