モバメモ

ドコモのモバイル情報をメインとしたブログです。カフェ巡りも好きです。

「ひとつひとつ。少しずつ。 」鈴木明子著 KADOKAWA/中経出版

著者の鈴木明子さんは、元フィギュアスケート選手である。
2012年の世界選手権では銅メダルを獲得し、オリンピックにも2度出場。
2014年3月に行われた世界選手権を最後に引退した。
この書は、一歩一歩少しずつ階段を歩いてきた22年間のスケート人生について書かれた書になる。

鈴木さんがずっと取り組んできたのは「底辺を上げること」で、どんなときも、「自分の演技」をすることを考えたという。

自分の「底辺」とは、「最悪の状態」のことで、「一番ダメなときでもこれくらいはできる」というラインをあげようと考えていたそうだ。
練習をこなすことでしかそれはできないと、並々ならぬ覚悟ときつい練習に耐えうる努力を続けてきたんだなぁと尊敬する。

鈴木さんはジャンプを飛ぶときにコーチに、「3回目が大事だぞ」と言われたそうで、これは3回続けて成功してはじめて本物、3回連続でうまくいけば本番でもやれるんだと。
そしてフィギュアスケートは、技術と表現があわさってはじめて高い点数がつく競技なので、あまり調子とか環境に左右されない技術を磨くことが重要なのだと述べていた。

また人間だから、落ち込むとことだって元気が出ないときもあるが、鈴木さんは、そのときには小さなことに感謝してくださいという。
毎日の積み重ねが心を育てるのだと思うと、自分もそのように心掛けたい。

嫌なことをしていても気が散らないためのコツとしては、「小さくてもいいので楽しみを見つけることだ」と鈴木さんは述べている。
仕事でも勉強でも、楽しいと思えば効率が上がるのはわかる。
達成感も得られ、達成感があるから、がんばれるとまさに好循環である。
与えられたものをやるだけでなく、工夫し、自分なりのやり方を見つけることの大切さも感じた。

鈴木さんは大学入学直後には摂食障害になり、リンクを離れた時期もあったが、苦しみを乗り越えて地道な歩みが夢につながることを証明した。
地道にコツコツとやってきたあらわれなのだ。
やはりコツコツやるしかないとあらためて思った。


 Amazon 

ひとつひとつ。少しずつ。

Copyright © 2011-2026 Mobamemo All Rights Reserved.