本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、ドコモは、IoT(Internet of Things)の普及をめざし、スマートフォンのアプリとBluetooth Low Energy(BLE)対応のデバイスを連携させるためのプラットフォーム「Linking(リンキング)」を開発したと発表している。
「Linking」は、複数のアプリと複数のデバイスの連携情報を一元的に管理し、アプリとデバイスを相互に簡単に連携させるためのプラットフォーム。
ユーザーは、「Linking」対応サービスアプリと「Linking」対応デバイスを自由に組み合わせて、様々な使い方をすることができるようになる。
<「Linking」の提供イメージ>
■使い方の例
①「Linking」対応デバイスをかばん等につけておくことで、「Linking」対応デバイスとスマートフォンが離れた場合に、「Linking」対応デバイスから忘れ物防止情報を受信すると、ユーザーのスマートフォンに通知させることができる。
②スマートフォンの「Linking」対応サービスアプリが雨天情報を受信した際に、傘の近くに置いてある「Linking」対応デバイスが光や音などで通知することで、ユーザーはスマートフォンの画面を見ることなく、ひと目で雨天情報に気付くことができる。
ドコモは、アプリやデバイスの開発者が、「Linking」対応サービスアプリや「Linking」対応デバイスを開発するためのAPIを「Linking」ポータルサイトにて2015年11月25日(水曜)から公開した。
なお、ドコモは「iコンシェル」を始めとするサービスアプリと「Linking」対応デバイスが連携するための「Linking」アプリを2016年1月(予定)から提供する。
「Linking」アプリの対応機種は、Android 4.4以上のスマートフォン、タブレット。
参照URL https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2015/11/25_00.html