渋谷区立松濤美術館は京王井の頭線神泉駅より徒歩5分のところにある。
松濤2丁目の閑静な住宅街の中にある外壁が花崗岩の建物だ。
建物の構造は鉄筋コンクリート造、地上2階地下2階建で、1981年10月に開館している。
展覧会は「古代エジプト美術の世界展 魔術と神秘 ガンドゥール美術財団の至宝」が2015年10月6日(火曜)~11月23日(月曜・祝日)まで開催されている。
古代エジプトの美術品や彫像、ヒエログリフの刻まれた石碑、レリーフ、宝飾品など147点が展示されていた。
古代エジプトでは石が特別な素材として扱われていたようだ。
「書記学校の古代模型」という、先生1人と生徒3人の読み書きの授業をしている様子の木で作られた作品が、私は気に入った。
また、「トキの像」が木とブロンズで実によく作られていていろんな角度から何度も見入ってしまった程である。