7月24日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、ドコモは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託により、ドイツ連邦共和国のシュパイヤー市におけるスマートコミュニティ実証事業に参加し、太陽光で発電した電力を地産地消する「自己消費モデル」の確立をめざしたシステムの実証事業を開始することを発表している。
本実証事業はドコモのほか、NTTファシリティーズ、日立化成、日立情報通信エンジニアリングが参加し、ドイツのシュパイヤー市にある16世帯のアパート2棟において、太陽光で発電した電力を最大限活用できるように、HEMS蓄電池とヒートポンプを制御する情報通信技術を用いた実証システムを構築する。
※ HEMSは、 Home Energy Management System(家庭用エネルギー管理システム)の略。
期間は、2015年度から2017年度末まで実施される。
■ドコモが開発するHEMSの概要
・クラウド上で太陽光発電量、電力・熱消費量のデータを収集し、管理を行う。
・収集したデータと天気情報サービスを自動解析し、最適な制御計画や機器制御を行う。
■システムの全体イメージ
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2015/07/24_01.html