本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、ドコモとNECは、クラウド内の仮想サーバ間の通信に、オープンソースソフトウェアとパケット通信処理を行うための汎用ハードウェア、NIC(Network Interface Card)を効果的に組み合わせることで、通信速度を従来の最大6倍に向上できることを2014年10月31日(金曜)に実証実験で確認したと発表している。
石川県北陸StarBED技術センターで行われた実証実験では、「OpenStack」のネットワーク機能「OpenStack Neutron」のオープンソース実装のみを用いて、100台の物理サーバを用いた大規模な実証実験環境を構成し、異なる物理サーバに搭載された複数の仮想サーバ間で最大16Gbpsの通信速度を達成したという。
ドコモは2015年度内に今回開発した「OpenStack Neutron」を商用導入し、高速で安定した新しいクラウドサービスを実現を目指す。
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2014/11/04_00.html