本書は、「ネタフル」管理人のコグレマサト氏と「みたいもん!」管理人のいしたにまさき氏のブロガー2人による、ツイッターの魅力について、自分たちの経験に基づいて解説されている書である。
全5章で構成されている。
ツイッターのように140文字であれば、誰でも書くことができるため、気軽に投稿することができる以上に、すぐに速く投稿することができるようになるのは魅力である。
一つの例として、ブログでイベントレポートや感想が投稿されるのはイベント開催後になるのに対して、ツイッターの場合、開催中から多くの人がイベントにつぶやく。
そのおかげで、話題になるようなトピックやツイッター・ユーザーの参加者が多いイベントなどでは多くのつぶやきが発生し、注目される話題が、これまで以上に分かりやすくなったのは利点である。
ブログはストック、ツイッターはフローという言い方もされ、アーカイブとして分かりやすく蓄積されずに(過去をさかのぼるのはかなり手間がかかる)、書き捨てられるような感覚というのは納得だ。
読む方もすべてを読み切ることはできないと割り切って適当に流すという感覚でいい。
ツイッターの事例としては、企業のほかにもシンガーソングライターの広瀬香美さんにもコグレ氏がツイッターでインタビューしており、質問と回答が抜粋されていた。
すごくツイッターに対する熱量を感じた。
最後に情報との出会いは一期一会、情報はできるだけ多様であった方がいいというこの二つはツイッターを楽しむために必要な考えであると思った。
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