8月8日付けのJAL公式サイトのプレスリリースによると、JALは、NTTドコモとアシダ音響と共同で、スマートフォン用の「タイピンマイク」を開発し、業務改善の一環として活用することを決定した。
現在、JALグループでは、空港スタッフ間の迅速な連絡のために業務用無線機(トランシーバー)を使用しているが、この「タイピンマイク」の開発により、業務用無線機と同等の操作性を維持しながら、ドコモのスマートフォンを利用したボイスミーティング(ドコモが提供する音声同報サービス)に置き換えることが可能となる。


「タイピンマイク」の使用によって、ボイスミーティング利用時に、スマートフォンの画面を確認する、あるいは口元に近づけるなどの本体操作・移動が不要となり、「タイピンマイク」を操作するだけで会話できるようになる。
最大200人まで同時通話が可能で、ドコモの電波が届く範囲であれば、利用機種、利用場所を問わず、日本全国の多拠点間で連絡が可能。
業務用無線機の特徴である「簡易なPush to Talk式操作(端末を目で確認することなく、送信ボタンの操作のみで会話ができる)」と、スマートフォンの「軽量・小型」「通信性能(双方向通信)」などの「利便性」が融合したビジネスモデルを、旅客対応の向上やスタッフ間の円滑な連絡手段として活用していく。
まず、2013年8月13日(火曜)から羽田空港国内線の旅客部門VIP担当スタッフ(1日約35名)から利用を開始し、今後、利用範囲を拡大していく予定。
参照URL https://press.jal.co.jp/ja/release/201308/001791.html
参照URL https://press.jal.co.jp/ja/release/201308/001791.html