ニューヨークで12月27日(日本時間28日)、松井秀喜選手がニューヨークで引退会見を行った。
8月にレイズを自由契約となり去就が注目されていた。
その人間性たるや野球界はもとより多くの人に尊敬されていたと思う。
さて、本書だが、思考法を「自分の力を100%発揮するために、常に最善の準備をして臨み、やるべきことに集中する習慣」と書いている。
自分ではコントロールできないことに気を奪われるより、いまできることだけに集中するといった点も参考になった。
思い入れのあるものを大事にしたり、身の回りの整理を習慣にするなど、日頃の行いも大事になってくる。
自分の仕事に大小をつけないとはさすがプロだと思った。
「努力がすべてであり、努力は裏切らない」は松井選手がまさに実行してきたことであり、人間が精進していくうえで最も必要なことだと思うし、あらためて尊敬の念を抱いた。
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