昨夜NHK総合テレビで放送された。
まず5月9日に東京ビッグサイトで開幕した展示会「スマートフォン&モバイルEXPO」の模様がチラッと映し出された。
番組では急成長しているスマホアクセサリーの舞台裏についてとりあげた。

渋谷区にあるスマホアクセサリーで急激に売上が伸びているお店では、今年売り場を2倍に拡大した。
最も売れるのがケースで、1,000種類も揃えているという。
とくに女性はファッション感覚でケースを使い分けるようだ。
インタビューを受けていた女性は「ケースは3、4個持っている。なかなか携帯(本体)を替えられないのでケースだけを替えていく」と答えていた。

名古屋市中区にあるこの分野でトップクラスのメーカーでは、花とかちょうちょとかそういう柄のスマホケースが売れるという。
液晶保護フィルムでは、きらきら光るおしゃれなものや鏡になるものも取り揃えていた。
新機種がどんなふうになるか、素早い情報収集が開発のカギとなるようだ。
テレホンシリーズ加藤専務は「(新機種発売から)3、4か月たったら専用のものを出してもなかなか売れない。いかに早く作ってたくさん売るか」と答えていた。

新規参入した新潟県三条市の金属加工会社では、プレスの技術を活かした丈夫で軽いチタン製スマホカバーを開発した。
商品の価格は1万円もするという。
米山工業米山専務は「できれば日本国内だけでなく世界を視野に入れ製造・販売できれば」と抱負を語っていた。


番組を見てもそうだが、確かに家電量販店などに行ってもスマホアクセサリーの売り場が急拡大しているのがわかる。
同じ端末でもケースなど他人といかに差別化して個性を出していくかに注力されているのだろう。
スマホを守るという実用性とは別にファッション化が進んでいて、他分野からの流入もあって、この業界も厳しい競争になっていると感じた。