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「味わい深くてためになる 教養としてのチョコレート」市川歩美著 知的生き方文庫

著者の市川歩美さんはチョコレートジャーナリストである。
本書はチョコレートの魅力を多角的に紹介した全5章で構成されている。
第1章:カカオの神秘的な世界
第2章:チョコレートの歴史物語
第3章:進化するチョコレート
第4章:チョコレートと健康・生活
第5章:チョコレートをもっと楽しむ
各章末には写真付きのコラムが収録されていて、興味深かった。

基本的なこととして、チョコレートは、熱帯地方で育つカカオという果実の中にある「カカオ豆」をすりつぶし、砂糖やミルクを加えて作られる食べ物または飲み物で、チョコレートになるのはカカオの実の中の種だけということ。
カカオからチョコレートができるまでの工程は、①収穫、②発酵、③乾燥、④焙炒、⑤外皮を取る、⑥挽く、⑦味をつけて、なめらかにする、⑧成型で、①~③はカカオが育つ生産国で行われ、④~⑧は主にカカオが育たないチョコレートの消費国(日本など)で行われるようだ。

カカオに含まれる「テオブロミン」という成分は、脳内のセロトニンに働きかけ、集中力を高めるとされているのは初めて知った。

日本でチョコレート産業が芽生えたのは、1899年、アメリカで製菓技術を学んだ森永製菓の創業者・森永太一郎さんが帰国してからのことだそうだ。
森永太一郎さんが作った「森永西洋菓子製造所」(現在の森永製菓)は、いち早くチョコレートクリームを製造して販売し、1909年には、日本初の板チョコレート「1/4ポンド型板チョコレート」を発売。
さらに、森永は1918年、日本で初めてカカオ豆からチョコレートの一貫製造をスタートして、チョコレートの大量生産が可能になったという歴史を知った。

ちなみにベルギー生まれの有名な高級チョコレートのゴディバが日本に上陸したのは1972年で、場所は日本橋三越になる。

本書を読んで、チョコレートを食べる時は「チョコレートは五感で味わうもの」「リラックスしていることも大切」ということを意識したいと思った。
大好きなチョコレートを食べる時はやっぱり楽しみたい。

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味わい深くてためになる 教養としてのチョコレート (知的生きかた文庫)

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