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NTTグループとバイオーム、リモートセンシングによる植生および生物の広域推定技術の開発に着手

本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、日本電信電話(NTT)、バイオーム、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、NTTコムウェア、NTTデータ、NTTドコモの6社は、リモートセンシング(遠く離れた場所から対象物の形状や性質を測定する技術)による植生および生物の広域推定技術の開発に着手することを発表している。

衛星画像データ解析技術をはじめとするNTTグループのアセットおよびバイオームが保有する国内最大級850万件以上のリアルタイム生物データベース「BiomeDB」を掛け合わせることで、生物多様性のモニタリングを支援するための広域かつ継続的な植生および生物の関連データ収集・分析手段を確立し、社会のネイチャーポジティブ(生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せる)実現に貢献する。

実証の概要
①実証内容
衛星画像データとバイオームの保有する生物データ、実フィールドデータ(自治体保有の植生、生物データなど)を活用することにより、高頻度・広域かつ国際的な議論に沿った粒度で、特定地域の植生および生物の種類や分布状況の推定を行う。

植生および生物の広域推定技術の実証イメージ

②フィールド実証の概要
・NTTドコモの「ドコモ泉南堀河の森」(大阪府泉南市)での実証
 開始時期:2025年1月
 目的:衛星による森林および周辺生態系把握可能かを検証

※ NTTドコモは実証を通じて、自然共生サイト認定された「ドコモ泉南堀河の森」の保全推進に向けた生物多様性の可視化、経年モニタリングに関する新たな手法探求および将来的なドコモ基地局周辺のモニタリングへの活用に対する可能性の検証を行う。

・アサヒグループジャパンの社有林「アサヒの森」(広島県庄原市)での実証
 開始時期:2025年4月
 目的:ビジネスユースケース・広域推定技術の確立

※ アサヒグループジャパンは実証を通じて、アサヒグループ環境基本方針に基づく「アサヒの森」でのサステナブルな生物多様性の可視化、経年モニタリングに関する新たな手法探求のための検証を行う。

各社の役割
NTT:プロジェクト全体推進
バイオーム:生態系データ提供、生物多様性に関する知見の提供、サービス化の検討
NTT Com:フィールド実証の実施、ビジネスユースケースの検討、サービス化の検討
NTTコムウェア:総合データの解析、精度の検証
NTTデータ:高解像度衛星画像データ(AW3D)の提供
NTTドコモ:フィールド提供、ビジネスユースケースの検証

今後の展開
今後は、自治体のランドスケープ戦略(一定の地域や空間において土地・空間計画をベースに多様な人間活動と自然環境を総合的に取扱い、課題解決を導く戦略)策定や、企業のネイチャーポジティブ経営への移行支援、統合報告書作成時のデータ収集支援など具体的なビジネスユースケースの検討を行う。
また、幅広い自治体・企業にヒアリングを行い、自治体・企業の生物多様性戦略策定支援、自然資本の定量評価に寄与できる「高カバレッジ・高精度な生物多様性プラットフォーム化」を目指す。

なお、今回の開発着手に合わせて、NTTドコモ・ベンチャーズは、同社が運用するファンドを通じて、バイオームへ出資を行った。
今回の出資を通してバイオームとNTTグループとの連携を深め、ネイチャーポジティブに資するビジネスの検討や研究での連携など、新たな価値創造に向けた取り組みを進める。

 

参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2025/03/27_00.html

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