プロ野球のセントラル・リーグは9月28日、マツダスタジアムで広島対巨人の25回戦が行われ、前日までに優勝マジック1となった巨人は優勝を自ら勝ち取る大一番となった。
広島の先発は森下投手、巨人の先発は菅野投手。
3回まではお互い無得点でゲームが進んでいく。

ゲームが動いたのは4回表、巨人は先頭の吉川選手がレフト前ヒット、岡本選手はキャッチャーフライ、坂本はレフトフライ、しかしワイルドピッチがあり2アウト二塁となる。
浅野選手がライト前ヒットでつなぐと、門脇選手が一、二塁間を破る先制打を放ち1-0で先制する。

しかし直後の4回裏、広島は先頭の矢野選手がレフト前ヒットで出塁すると、1アウトから坂倉選手を迎えたところで盗塁を決められ、坂倉選手にはライト前ヒットを打たれ2アウト二、三塁となる。
この場面で菊池選手にレフト前タイムリーヒットを浴び1-1の同点に追いつかれる。

5回表の巨人の攻撃は3人で終わる。

5回裏の広島の攻撃、菅野投手は先頭打者の韮澤選手にセンター前ヒットを打たれ、森下選手が送りバントを決め1アウト二塁になると、秋山選手をライトフライ、矢野選手を空振り三振に打ち取り、ピンチを切り抜ける。

6回表に先頭の吉川選手がレフト前ヒットで出塁。
続く岡本選手は左中間を破るタイムリー二塁打で2-1と勝ち越し。
さらに2死一、三塁から小林選手がライト前タイムリーヒットを放ち3-1と2点リードする。

7回表には3番手・黒原投手に対し、先頭の丸選手が四球を選ぶと、犠打、吉川選手が4打席連続安打となるライト前ヒットで一、三塁から岡本選手が2打席連続となる2点タイムリー二塁打を放ち5-1。
2アウトからは増田選手が左中間へタイムリー二塁打を放ちこの回一挙3得点で6-1と突き放す。

大量援護をもらった菅野投手は6回、7回と連続で三者凡退に抑える。
8回もマウンドに上がると、代打の林選手を空振り三振、1番・秋山選手にはライト前ヒットを浴びるも、後続の矢野選手と小園選手をそれぞれショートゴロに打ち取る。

9回表の攻撃は1アウト一塁で岡本選手が左中間へ二塁打を放つと、坂本選手、増田選手の連続タイムリーヒットで8-1と7点差に広げる。

岡本選手が3打席連続の二塁打を含む、4安打3打点の活躍をみせるなど16安打8得点の猛攻で相手投手陣を攻略した。

9回裏は2番手の高梨投手が登板し2つのアウトを奪い、ここで守護神・大勢投手が登板し代打の二俣選手にセンター前ヒットを打たれるも末包選手をセカンドゴロに抑えてゲームセット。
巨人は141試合目で見事優勝を決めた!

菅野投手は8回119球6安打4奪三振1失点の好投で2018年以来6年ぶり、通算3度目の15勝(3敗)を挙げた。

阿倍監督は就任1年目でのセントラル・リーグ制覇となり、胴上げでは10回宙に舞った。

読売ジャイアンツ、4年ぶりのリーグ優勝本当におめでとう!!