本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、スマートニュースとNTTドコモは、ニュースアプリ「SmartNews」での「dアカウント」連携によるdポイントの利便性向上、ドコモの端末向け「SmartNews for docomo」の提供およびパートナー企業向けマーケティングソリューションの開発などを通じた広告事業の発展をめざし、業務提携契約を2023年11月14日(火曜)に締結いたしたことを発表している。
本業務提携において、スマートニュースとドコモに資本関係は発生しない。
本業務提携では、以下の取組みについて実施の検討を進めていく。
1. 「SmartNews」で「dアカウント」ログインを可能に。dポイントの利便性を向上
「SmartNews」アプリ上で「dアカウント」のログインが可能になり、「dアカウント」を使ったキャンペーンの参加や「SmartNews」アプリのクーポン利用時などにdポイントをためることも可能となるなど、「SmartNews」アプリの利用体験が向上する(2024年1月開始予定)。
2. ニュースアプリ「SmartNews for docomo」の提供
ドコモが運営するニュースアプリ「マイマガジン」をアップデートし、「SmartNews for docomo」へ移行する(2024年春提供開始予定で、詳細は後日、「マイマガジン」アプリ内で告知)。
「SmartNews for docomo」は 既存の「SmartNews」とは別個のアプリとして提供される。
「マイマガジン」においては、これまでと変わらず「SmartNews for docomo」を安心・簡単に使うことができ、「SmartNews」アプリのもつ3,000以上の提携媒体から多様なコンテンツや「クーポン」に加え、「雨雲レーダー」など日々の生活に便利な機能を利用可能になる。
また、ドコモのAndroid端末へのプリインストールも予定している。
3. マーケティングソリューションの共同開発・提供および広告プロダクトの強化
スマートニュースのクーポンサービスやdポイントのキャンペーンをかけ合わせた新たなマーケティングソリューション(データやニュースアプリの機能を活用した広告プロダクト)を共同で開発し、日々進化する多様なマーケティングニーズに応える商品・サービスをさまざまな業種の法人顧客に向けて提供していく。
また、既存の広告事業においてもスマートニュースのマシンラーニング技術(「SmartNews」アプリで蓄積されたデータの学習を基に、アルゴリズムを用いてユーザーに最適な記事や広告の表示を実現)とドコモが保有する多種多様なデータを活用し、広告プロダクトの強化を共同で推進していく。