本日付けのパナソニック公式サイトのプレスリリースによると、パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)、東急、都市再生機構(UR都市機構)は、川崎市麻生区のUR虹ヶ丘団地にて、世界初となる郊外住宅地における空中配送ロボット技術を活用した新たな配送サービスの実証実験の実施、および本実証実験を活用した持続可能なまちづくりの推進に向けて2023年10月13日(金曜)に連携協定を締結し、2023年11月18日(土曜)から本実証実験を開始する。
三者は空中配送ロボットの技術およびサービスの効果検証を通じ、配送業界における人手不足や配送コストの上昇といった社会課題の解決や、少子高齢化が進行する郊外住宅地における買い物の利便性向上を目指す。
また、空中配送ロボットにより商品が届けられる受取場所に人が集い、外出や交流の機会が創出されることによるウェルビーイングの向上や、コミュニティの形成による地域活性化へ寄与しながら、生活者一人ひとりの自由で豊かな暮らしの実現、生活者起点でのまちづくりを推進していく。
■実証実験の概要
<実施目的>
空中配送ロボットによる配送システムを試行的に運行させ、その効果や課題の把握、利用頻度や利用目的のニーズの把握と、生活への影響を調査する。
<実施場所>
川崎市麻生区虹ヶ丘2丁目UR虹ヶ丘団地内
<実施期間>
2023年11月18日(土曜)〜2024年3月31日(日曜)
上記期間において不定期で運行する。
11月18日(土曜)に虹ヶ丘団地で開催される「虹のまちにわフェス」において、空中配送ロボットを運行するので、一般の人の見学が可能。
11月17日(金曜)にメディア向けの現地説明会を行う。
<実施内容>
住民が専用WEBアプリから、東急ストア、吉野家などの商品を注文。指定時間内に団地内の受取場所にある受取ボックスまで配送ロボットが商品を届ける。
■実証実験の協力者
・東急ストア
・東急バス
・URコミュニティ