本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、NTTドコモとジャパンラグビーマーケティング(JRM)は、JRMのファンエンゲージメント事業のさらなる拡大を目的に、2023年5月9日(火曜)に、ドコモによるJRMへの出資参画に合意したことを発表している。
本合意に基づき、ドコモは、JRMに対し、2023年5月下旬に出資する。

ドコモは、保有する約9,480万人(2023年3月時点)の会員基盤やデジタルマーケティングのノウハウ、最新のICTなど自社で保有するアセットを活用し、スポーツビジネスの拡大に積極的に取り組んでいる。

JRMは、日本ラグビーフットボール協会(JRFU)、ジャパンラグビーリーグワン(JRLO)とソニーグループの3社によって、日本ラグビーのファンエンゲージメント事業を行う新会社として、2022年12月28日(水曜)に設立された。

本合意に基づき、両社は今後、ドコモのデジタルマーケティングとの連携、ノウハウの活用を通じてJRMのマーケティングをさらに強化し、ファン層のすそ野を広げ、継続的にラグビーを楽しんでもらう取組みを進めるとともに、JRMの既存株主JRFU、JRLO、ソニーと連携して、日本ラグビーの発展へ貢献することをめざす。

ドコモにとジャパンラグビーマーケティング連携

■出資参画について
JRMは、ドコモを引き受け先とする第三者割当増資を実施する。

■今後めざす業務提携について
ドコモは、保有するデータ(パーソナルデータは、「NTT ドコモ プライバシーポリシー」に基づいて取扱う)を通じてラグビーファンを見える化し、新たなファン層へのアプローチを強化することで、ラグビーファンの新規獲得に貢献する。
さらに「dアカウント」などのドコモの会員基盤と、JRMが提供するサービス基盤を連携することで、活用するデータの質を向上させ、ラグビーファンを立体的に把握することを可能にすることをめざす。

JRMは、JRFUが管轄する日本代表チーム、JRLOが運営するリーグワンを中心に、スタジアムでの試合観戦体験の向上やグッズ販売などに加え、デジタルコンテンツ配信やエンタテインメント性の高いプロモーションなどのサービス、コンテンツ提供を担う。

JRMの資本金は4億5300万円で、本合意に基づく増資後に資本金は6億300万円となる予定。


参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2023/05/16_01.html