著者の小林弘幸氏は、順天堂大学医学部教授である。
小林氏は、体を動かしたり、深呼吸をしたり、部屋の一部分でもいいので整理整頓をしてみると自律神経は自然と整って、体のコンディションがよくなれば、少しずつでも前向きな気持ちになれるという。
本書では、コンディショニングの意識を持ち、「今の実力を十分に発揮するための整え方」を身につけるための方法が全8章で構成されている。
体に負担をかけているもの、ストレスになっていることを一つひとつ丁寧に取り除き、体の構造に即した「行動パターン」を身につけ「意識づけ」をする話になる。
基礎知識として、自律神経には「交換神経(体を活動的にするための神経)」と「副交換神経(体を落ち着かせ、休めるための神経)」がある。
「自律神経を整える」とは、交換神経と副交感神経をバランスよく、高い状態にすることになる。
第1章では、モノを片づけて、心を安定させる方法が紹介されている。
鞄や財布の中を整理すること、欲しい情報を「ひと目でわかる状態」にしておくこと、「片づける場所」を決めることなど、基本的なことばかりだが、習慣化しておきたいところだ。
第2章では、一日ごとの体の変化を意識する方法が紹介されている。
「終了間際」の集中力を利用すること、「内容で区切る仕事」と「時間で区切る仕事」を分けること、アクシデントが起こったら「次の予定」をあきらめることなど、時間を整えることによりコンディションを乱さずに済むのだなと思った。
第3章では、無理したつき合いは断つ方法が紹介されている。
人の評価は口にしないこと、我慢が前提の人脈は断ち切ること、「認められない」なら「あきらめる」ことなど、人間関係の整え方は参考になった。
第4章では、体のスイッチを意識する方法が紹介されている。
一杯の水で体をリセットすること、気分が乗ってこないときは手足を動かすこと、温度差に敏感になること(自律神経は温度差に非常に弱いため)など、体の整え方は勉強になった。
第5章では、食べ物と食べ方を少しだけ変える食の整え方について紹介されている。
やはり朝食は一日の体のサイクルをつくるためにも大切だそうだ。
第6章では、今夜の振り返りが、スムーズな明日をつくる行動パターンの整え方が紹介されている。
寝る直前、「感謝」を心の中で唱えると気持ちがとても穏やかになり、自律神経が整うそうだ。
第7章では、ストレスには正しく対処するメンタルの整え方について紹介されている。
怒りがわいてきたらとにかく黙ること、SNSは自分のためにやることなど納得の内容だった。
第8章では、自分のタイプを知る自分らしさの整え方について紹介されている。
小林氏によると、人間は次の4つのタイプに分けられるという。
自分はタイプ3だと思う。
ストレスフリーとは「本当の自分らしくいる」こと、自分なりの「快適パターン」を見つけることなど、日々の過ごし方を考えさせられた。
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小林氏は、体を動かしたり、深呼吸をしたり、部屋の一部分でもいいので整理整頓をしてみると自律神経は自然と整って、体のコンディションがよくなれば、少しずつでも前向きな気持ちになれるという。
本書では、コンディショニングの意識を持ち、「今の実力を十分に発揮するための整え方」を身につけるための方法が全8章で構成されている。
体に負担をかけているもの、ストレスになっていることを一つひとつ丁寧に取り除き、体の構造に即した「行動パターン」を身につけ「意識づけ」をする話になる。
基礎知識として、自律神経には「交換神経(体を活動的にするための神経)」と「副交換神経(体を落ち着かせ、休めるための神経)」がある。
「自律神経を整える」とは、交換神経と副交感神経をバランスよく、高い状態にすることになる。
第1章では、モノを片づけて、心を安定させる方法が紹介されている。
鞄や財布の中を整理すること、欲しい情報を「ひと目でわかる状態」にしておくこと、「片づける場所」を決めることなど、基本的なことばかりだが、習慣化しておきたいところだ。
第2章では、一日ごとの体の変化を意識する方法が紹介されている。
「終了間際」の集中力を利用すること、「内容で区切る仕事」と「時間で区切る仕事」を分けること、アクシデントが起こったら「次の予定」をあきらめることなど、時間を整えることによりコンディションを乱さずに済むのだなと思った。
第3章では、無理したつき合いは断つ方法が紹介されている。
人の評価は口にしないこと、我慢が前提の人脈は断ち切ること、「認められない」なら「あきらめる」ことなど、人間関係の整え方は参考になった。
第4章では、体のスイッチを意識する方法が紹介されている。
一杯の水で体をリセットすること、気分が乗ってこないときは手足を動かすこと、温度差に敏感になること(自律神経は温度差に非常に弱いため)など、体の整え方は勉強になった。
第5章では、食べ物と食べ方を少しだけ変える食の整え方について紹介されている。
やはり朝食は一日の体のサイクルをつくるためにも大切だそうだ。
第6章では、今夜の振り返りが、スムーズな明日をつくる行動パターンの整え方が紹介されている。
寝る直前、「感謝」を心の中で唱えると気持ちがとても穏やかになり、自律神経が整うそうだ。
第7章では、ストレスには正しく対処するメンタルの整え方について紹介されている。
怒りがわいてきたらとにかく黙ること、SNSは自分のためにやることなど納得の内容だった。
第8章では、自分のタイプを知る自分らしさの整え方について紹介されている。
小林氏によると、人間は次の4つのタイプに分けられるという。
タイプ1ー周囲の目を気にすることなく、自分本位で突っ走れるタイプ
タイプ2ー基本的には周囲の目を気にしないが、大事なポイントでは自分を抑え、周りに合わせられるタイプ
タイプ3ー基本的には周りの目を気にするが、大事なポイントでは自分の思う通りに行動できるタイプ
タイプ4ー常に周りを気にして、協調するタイプ
タイプ2ー基本的には周囲の目を気にしないが、大事なポイントでは自分を抑え、周りに合わせられるタイプ
タイプ3ー基本的には周りの目を気にするが、大事なポイントでは自分の思う通りに行動できるタイプ
タイプ4ー常に周りを気にして、協調するタイプ
自分はタイプ3だと思う。
ストレスフリーとは「本当の自分らしくいる」こと、自分なりの「快適パターン」を見つけることなど、日々の過ごし方を考えさせられた。
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